地球から授かった宝物の
“預かり人”としての責任

RURIは、持続可能な方法で生産・取引されたカラーストーンとジュエリーの責任あるブランドです。しかし環境配慮や持続可能であると主張するだけでは不十分であり、ブランドはそれを証明する必要があると考えています。
そのためには私たちは国境を越えてサプライヤーと関わり、責任ある基準が満たされていることを確認し、証拠をもって顧客に開示することや、宝石の本質的な価値を明らかにし、高品質なジュエリーを適正な価格で透明性をもってお届けすることを目指しています。
スリランカを中心とした世界有数の宝石産出国において、貴重な宝石の持続可能なサプライチェーンの構築を推進しています。そして採掘業者、研磨職人、ディーラーだけでなく、同国の鑑定機関、政府と協力し合うことでスリランカの伝統、文化、コミュニティを最大限に尊重しています。

大地が生み出した美しい宝石の数々の“Custodian(預かり人)”として、高品質でエシカルな宝石を責任を持って調達しお客様にお届けすることで、次世代の才能を支援していきます。

About Us

Our Team



藤森 朝詩
- 経営責任者


20歳の夏、北極圏アラスカのブルックス山脈で不思議な体験をし大自然に目覚め、それ以来、パタゴニアやパプアニューギニアなど、地球上の多くの大自然を冒険してきました。
彼は人生の冒険を好み、それはビジネスにおいても同様で、投資、インキュベーション、経営、地域開発において30年という豊富な経験と知識を持っています。
2019年には、将来性のあるスタートアップや優秀な起業家を発掘するためにスリランカを訪れました。スリランカの古い呼び名であるセレンディピティ(Serendipity)は、偶然に価値あるものを見つける能力、持続的な努力と挑戦によって予想外の幸運な発見をすることという意味を持つそう。
そして彼にとってのセレンディピティは、太古の地球が生み出し、持続可能なコミュニティによって採掘・研磨された天然宝石の世界との最初の出会いであり、RURIのアイデアにつながっています。

360ip Japan 代表取締役社長(2012年~)、Tracified Technologies 代表取締役(2020年~)、日本政策投資銀行(1990年~2010年)、通商産業省(1995年~1996年)、横浜国立大学(1986年~1990年)
ヘッティアラチッチ・スレッシュ
- 博士号、サプライチェーンディレクター


宝石の島として世界的に有名なスリランカで生まれ、幼い頃から宝石の科学や地質学的な歴史に興味を持ち、宝石業界で働く親戚の助けを借りながら多くを学んできました。
12歳になる頃には、一目見てさまざまな種類の宝石を簡単に識別することができるようになったそう。
時が経つにつれ、「宝石」は趣味の一つとなっていき、科学技術のイノベーション、研究開発、国際的な技術投資が彼の主な専門となりました。
現在では、科学研究、技術開発と商業化、投資の分野で国際的な経験を持ち、技術分野だけでなく、現地の宝石業界における知識とネットワークいう多方面にわたる強みを生かし、RURIとそのエコシステムに大きな貢献をしています。
そして最先端のトレーサビリティ技術を活用し、原産国の鉱山から日本での販売までのサプライチェーンを管理する重要な役割も担っています。
彼の目標は、RURIの顧客に卓越した価値を提供し、採掘業者、研磨業者、切断業者などの上流生産者に大きな価値を創出するために、透明性の高い、高品質で倫理的、かつ追跡可能な宝石を供給すること。
そしてスリランカの貴重な国内産業である宝石産業と日本の宝飾品産業を国境を越えて促進するべく、日々努力を重ねています。

彼はAI、ロボティクス、DXの分野で学問的・専門的なバックグラウンドを持ち、日本、オーストラリア、スリランカの企業で経験を積み、日本の上場企業で取締役、日本やアジア太平洋地域の先端科学技術ベンチャーのアドバイザーも務めています。
東京大学で博士号と修士号を取得し、マンチェスター・メトロポリタン大学とコロンボ大学で学士号を取得。ロイヤル・カレッジ・コロンボ校出身。

宮崎 瞳美
- ブランドディレクター、デザイナー


幼い頃から好奇心旺盛で、大人になってからも一人旅に出かけては、その目や耳で新しい世界に触れてきました。
旅先の国々の音や香り、建築やアート、街にあふれるデザインのすべてが、日々のデザインにおけるアイデアの源となっています。
ジュエリーデザインだけでなく、ブランドの立ち上げ、ウェブやグラフィックなど、デザイン業界で幅広く活躍してきた彼女は、何よりも人を幸せにすることが大好き。ジュエリーデザイナーへの道を選んだのも、デザインで人々を輝かせることができるからということが大きな理由です。
その後、RURIと出会い、ブランドの考え方に共感し、自身の経験のすべてを注ぎ込むのにこれ以上の機会はないと確信し、ブランドディレクターに就任。最上級のオリジナル宝石で作るオーダーメイドジュエリーで、唯一無二の価値を伝えたいと考えています。


加藤 優一
- ソーシャル インパクト担当ディレクター


ビジネススクール時代に経済的価値と社会的価値を両立させるビジネスの研究をしていました。
これまでコンサルティング企業で、テクノロジーを活用した新規事業開発のコンサルタントとして事業開発に携わってきましたが、SDGsに代表されるように、社会も変わりつつあります。
これからの企業には経済的な利益の追求だけではなく、ソーシャルインパクトを生み出すことにより、企業と社会がより繁栄できると考えています。
ジュエリーが生まれるまでは、多くのサプライチェーンが関わっており、その全ての人々が等しく恩恵を受けられることが彼の理想です。
RURIのビジネスを通して、新たな資本主義の形を目指しています。


内藤 由香
- Gem-A FGA、GIA GD、DGA、チーフジェモロジスト


ハイエンドのジュエリーの仕事に携わってきた彼女は、無処理の宝石のフォトマイクログラフィ(顕微鏡を使った写真撮影)等で豊富な経験を積んでおり、天然の宝石の美しさ、希少性を伝えたいという思いで多くの人に宝石学を教えています。
現在、日本宝飾クラフト学院にて鑑別と宝石の価値についての授業の講師も務めており、宝石の本当の価値を伝えるには、宝石のトレーサビリティを証明するブロックチェーンソリューションを搭載したRURIの新しいビジネスが、宝飾業界の発展を促すために非常に重要な位置を占めると考えています。

国際基督教大学、東京 (1988-1992)


トリスタン・タカシ・ターフェ
- GIA GG, Gemologist


彼は幼い頃から公園で変わった石を拾っきては集めるといった少年時代を過ごしていました。
成長するとともに、サッカーやテレビゲームなど、ごく普通の少年が熱中するものへと興味が移っていきましたが、高校卒業後、バックパッカーでヨーロッパを旅した彼はイタリアのフィレンツェにて、美しい宝石に出会いました。
その瞬間、彼の関心は幼い頃に魅了された感覚が蘇り、石の美しさとジュエリーに一気に引き戻されました。
それ以来、宝石の美しさやジュエリーに興味を持つようになり、数年後には、その興味を追求するために米国宝石学会で学び始めていました。
そして現在彼は、スリランカの自然が生み出す美しい宝石を、RURIを通じて多くの人へ伝えたいと考えています。

GIA GG (2002)、上智大学、東京 (2000-2001)、フォーダム大学、ニューヨーク (1999)